ノースリーブのアームホールを小さくする

ノースリーブのアームホールをもう少しだけ小さくすることにしました。

前作ではアームホールの底の部分でインナーが見えてしまっていたため、底を少しだけ上げる感じを目指したい。

とはいえアームホールの補正が難しいのは少ない洋裁経験の中でももう十分に承知しているので、あんまり大きな補正ではなく、元の型紙から「ほんの少し」変更するだけにします。

これまでに試したノースリーブのアームホール修正方法は2パターン。

① 脇を詰める

脇の内側を縫うことで、アームホールを小さくする方法です。

脇の内側を詰めてアームホールを小さくする

このときはすでに裁断済みで、縫っている途中に袖付けをやめてノースリーブにしたので、型紙補正などできずその場でとれる対応になりました。

ウエストはこれ以上削れなかったので、脇を1.6cm内側から縫い始め、もとのウエストにつなげることでアームホールを小さくしました。

結果、アームホールの隙間から中が見えるようなことはなくなりましたが、バストとウエストの差が減り、かなり寸胴な悲しみのシルエットとなりました。。。

▼このときのワンピース

② 肩を詰める

肩の内側を縫うことで、アームホールを小さくする方法です。

肩を詰めてアームホールを小さくする

このときは型紙のアームホールのラインを修正しようとしてうまくいかず、型紙修正→試着→修正→試着→修正→試着... を繰り返した結果、本番生地で途中まで縫ったものを放棄して、

結局肩を詰めるだけにしたという経緯があります。無駄になった時間は計算したくありません。笑

このときは襟ぐりも浅くしたかったので、肩で詰めることでアームホールと襟ぐりがともに小さくなり、初心者的にはちょうど良い補正になりました。

※ただし「あき」がないデザインの場合は、肩を詰めることで頭が入らなくならないよう注意が必要です。

▼このときのワンピース

アームホールの型紙のライン修正

そして今回は、再びアームホールの型紙のライン修正に挑戦しました。

というのも、アームホール以外の部分はしっかりフィットしているので、これまでのように「どこかを詰める」という形では対応が難しそうだったためです。

しかし前回の失敗経験があるため、ネット検索と本とChatGPTに頼って修正方法を慎重に確認します。

型紙を折りたたみアームホールの高さを変える

まず、アームホールの高さを変える方法として最初に参考になったのがこちら。

How to lengthen/shorten an armhole height? – Maison Fauve

アームホールの真ん中あたり(カーブが強くない部分?)で型紙を折りたたみ、小さくする方法です。

これならカーブを自分で描かなくて済みますが、1cm折りたたむと身頃が1cm短くなるので、その分身頃の丈を伸ばさないといけません。(ちょっとメンドイ)

まぁとりあえずやってみよう、ということでこの方法で型紙を修正して試作・試着してみましたが、、

うーん、ちょっと腕が動かしにくい。

この方法だと、アームホールの形はほぼ維持したまま小さくなります。▼こんなイメージ

アームホールの形を維持したまま小さくなる図

今回のデザインに適用すると、静止状態での着用は問題なくできますが腕を動かすときに脇がちょっと布に引っかかる感じがしました。

別に着れないわけじゃないけど、希望の修正イメージはアームホール底の楕円部分を少し埋め立てるような感じだったので、ちょっと違いました。

アームホール全体がまるまる大きいような場合には、この方法は使えそうです。

脇を真上に上げてラインを修正する

次に参考にしたのはこちらの本『美しく着やすい型紙補正』。

美しく着やすい型紙補正 本表紙

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さまざまな状況別に型紙の補正方法が載っています。

本の解説通りに、脇を上げ、元のアームホールから自分でラインを描きます。

希望の修正ラインは、底だけ埋め立てるようなこんなイメージ。

アームホールの形を変えて小さくする図

型紙をこのように修正しました。

アームホール補正

①脇から1cm真上に(地の目の線と平行に)点を書く
②元のアームホールから点に向かって、ほぼ水平につなぐ。つなぎ目だけ、なだらかにカーブでつなぐ
③点と脇線をなめらかにつなぐ

本当は1.5cmほど埋め立てたかったですが、大きく修正しておかしくなっても嫌なので1cmで我慢です。

試作・試着した結果、1mmほどインナーは見えていますがなかなか良さそうだったので採用!

アームホール修正後

ちなみにBeforeの前作ワンピースはこんな感じでした。

アームホール修正前

1cmだけでもだいぶ変わった感じがあるので、1.5cm上げたらちょっと小さくなりすぎていたかもしれません。やっぱり「ちょっとずつ」修正するのが良いのだな。

このワンピースのアームホールはもともと縦長の美しい形で、それがちょっと野暮ったい形になってしまいましたが、着てしまえばわからないのでまぁいいでしょう。

今回初めて型紙の段階でアームホールがうまく修正できたっぽいので、成長を感じます。

ただアームホールの補正は本当に、簡単にはいかないですね。型紙によって、体型によって、その都度どのように補正すべきかが変わりそうです。

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